看護師の職場として真っ先に挙がるのは、もちろん病院です。内科・外科・神経科・眼科・歯科・耳鼻咽喉科……と、様々な分野があり多岐にわたります。
病院とはベッド数を20床以上備えた入院施設を持つ医療機関であり、入院施設を持たない、あるいはベッド数が20床以下の施設の場合は診療所と呼ばれ、医院やクリニックといった名前が多いようです。病院ではベッド数に応じて医師や看護師、薬剤師などの数が決められています。
入院施設を持つということは、どんな分野でも専門に特化した治療を行うことが中心に据えられている、ということです。そこではとくに、専門知識を駆使して業務に当たり、日々持てる知識を深めて刷新していく努力が必要になってくることと思います。
病院勤務における看護師の重要な役割は、患者と医師のパイプラインであるということ。検温や問診など、まず患者の様子を知るのは看護師です。患者の状態を正確に医師に報告し、治療の方向を決める指標となります。また、入院患者の家族に対しても適切なコミュニケーションを取り、手助けとなることができます。家族の不安を軽減することで、結果として患者をしっかり支えることができるのです。
専門分野に分科・特化する病院勤務で実務経験を積み、専門知識を深めることで、専任看護師や認定看護師の資格を取得することもできます。どちらも実務経験は五年以上、うち三年以上は専門看護分野・特定看護分野での経験を有していなければなりません。専門看護師のほうは他にも、専門看護分野でのカリキュラムのうち26単位の取得や実務経験のうち一年は修士課程修了後の経験であること、など資格取得のためのハードルは高そうです。
ですが資格取得後は患者に対してだけでなく同じ看護師に対しても指導教育が行えたり、専門知識や技術の向上を図るための現場における研究などができ、職務のクォリティを底上げするための活動や貢献も可能になります。
専門性のある病院ならではの、密度の高い仕事だといえるでしょう。
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